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腰痛で泌尿器科へ行く

腰痛の原因に泌尿器系の疾患が疑われる場合には、泌尿器科を受診することが必要となります。
腰痛にはさまざまな原因が考えられますが、尿路結石や腎盂腎炎などといった、泌尿器系の疾患が原因となって起こることもあります。

尿路結石とは、腎臓や尿道、膀胱などで、カルシウムやリン酸などの成分が結晶化して、石のような結石ができてしまう疾患となります。
できる場所によって腎臓結石や尿道結石などと呼ばれますが、総称して尿路結石と呼ばれています。
尿路結石はおもに、飲酒や生活習慣の乱れによってホルモンバランスが崩れやすい、男性に多い疾患となっています。
腎臓にできた結石が尿管を通って膀胱まで落ちてくる際に、下腹部や腰に激しい痛みを伴うとされています。
場合によっては耐えられないほどの激痛を伴うこともあり、急に起こるというのが特徴となります。

そして腎盂腎炎とは、膀胱から腎盂にかけてが細菌によって侵されることで、腰痛や高熱などを発するといった疾患となります。
膀胱から尿が腎臓に逆流した場合にも、腎臓が炎症によって大きく腫れ上がるために、腰背部に痛みをもたらすこととなります。
腎盂腎炎は女性に多い疾患となっており、膀胱炎がきっかけとなって発症するケースが多くなっています。
高熱が出るため風邪などと勘違いされてしまいがちですが、他にも尿の白濁や血尿、悪寒などといった症状も見られます。
治療が遅れると腎不全などの重大な疾患を招くこともあるため、なるべく早く泌尿器科を受診することが大切となります。

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