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骨粗鬆症と腰痛

腰痛は、骨粗鬆症(コツソショウショウ)が原因となって起こる場合もあります。
骨粗鬆症とは、骨の量が減少したり、骨の密度が低下してもろくなってしまうといった疾患の1つとなります。
骨には身体を支えるといった重要な役目がありますが、同時に体内のカルシウムを貯蔵して、骨に再生するといった役割もあります。
身体が摂取したカルシウムを取り込んで貯蔵し、骨に再生するといった代謝が日々行われています。

しかし高齢になるにつれて代謝率が下がると、骨の再生量も少なくなるために、骨量が減少したり骨密度が低下してしまったりします。
そして状態が悪化すると、骨粗鬆症を発症してしまうこととなります。

骨粗鬆症はとくに、閉経後の女性が発症するケースが多くなっています。
骨粗鬆症には初期の自覚症状というものはほとんどありませんが、発症すると、ちょっとしたことで骨が折れるなど骨折が起きやすくなります。
骨折が起こることによって、骨粗鬆症が発覚するというケースも多くなっています。

とくに背骨はもっとも骨折の起こりやすい部位とされており、胸椎などの椎体がつぶれるようにして折れます。
これを圧迫骨折といい、椎骨が徐々に潰れたり、変形したりするというのが特徴となります。
圧迫骨折が頻発すると背骨が変形して背中が丸くなり、身長が縮んでいくといった、体型の変化が見られるようになります。
そして体が疲れやすくなり、慢性的な腰痛も伴うこととなります。

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