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月経困難症の腰痛

腰痛の原因にはさまざまなことが考えられますが、月経困難症もその1つとなります。
月経困難症とは、月経が開始するのに伴って、毎回下腹部に強い痛みをもたらすといった症状のことを言います。
症状には個人差がありますが、人によっては日常生活を送るのが困難となって、寝込んでしまうこともあります。
あまりの痛さに耐えられず、救急車を呼ぶ人もいるぐらいです。

また月経困難症ではしばしば、腰痛や頭痛、吐き気といった、随伴症状を伴うこともあります。
これらは月経随伴症状と呼ばれています。

月経困難症が起こる原因としては、プロスタグランジンと呼ばれるホルモンが過剰に分泌されてしまうといった機能性のものや、子宮関連の病気が関係する器質性のものなどが考えられています。
器質性の場合ではおもに、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症などといった、子宮関連の病気が疑われています。
月経の4~5日前から、月経後にも痛みが続くというのが特徴となります。

また随伴症状として腰痛が起こる原因にも、いくつかのことが考えられています。
具体的にはプロスタグランジンの過剰分泌や子宮の発育不全、卵巣の未成熟、内分泌や自律神経系の異常、子宮の位置のズレ、骨盤のゆがみ、血行不良などが考えられています。
プロスタグランジンは、月経の際に子宮内膜で作られる、ホルモンの1種となります。
このホルモンが過剰に分泌されると、子宮の筋肉の収縮も強くなるため、腰に痛みがもたらされることとなります。

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