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尿路結石と腰痛

腰痛は、尿路結石が原因となって起こる場合もあります。
尿路結石による腰の痛みは、筋肉の疲労やコリなどが原因となって起こる、一般的な腰痛に似ているというのが特徴となります。
しかし痛みの程度は通常よりも大きいとされており、耐え難いほどに痛みが激しいというケースも珍しくありません。

実際の痛みは腰ではなく、腰に近い背中の下の部位となりますが、自覚症状としては、ぎっくり腰のような急性の腰痛と受け取る人が多くなっています。
しかしただの腰痛と思って放置しておくと、病状が進行してさらなる激痛を招くこととなるため、なるべく早く医師の診察を受けるということが大切となります。

尿路結石というのは、腎臓の中に、何らかの原因によって結晶のような塊ができてしまう疾患のことを言います。
結晶の塊は結石と呼ばれており、この結石が腎臓から膀胱にかけて落ちる際に、腹部や下腹部、腰背部などに痛みが生じることとなります。
結石は膀胱に落ちる際に通る尿管を傷つけることとなるため、血尿が見られることもしばしばあります。
また排尿後もすっきりしないなど、膀胱炎のような症状をきたすこともあります。

尿路結石の治療では、結石が直径5mm以下と小さい場合には、痛み止めを使って経過を見ながら、自然に排泄されるのを待ちます。
そして結石が10mm以上の場合では、体外衝撃波結石破砕術などを施して、小さく粉砕してから自然に排出させます。

結石が取り除かれると、腰の痛みも収まることとなります。

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