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急性腰痛症

急性腰痛症は、通常ある事がきっかけとなって腰に突然痛みが生じる、腰痛の1種となります。
腰にギクッといった兆候があることから、ぎっくり腰とも呼ばれています。
例えば重いモノを持ち上げることを繰り返したり、不意に腰をひねったり、姿勢の悪い状態を長時間続けるなどすると、急性腰痛症は起きやすくなります。
とくに子育て中の女性や、30歳以上の人がなりやすいとされています。
また骨粗しょう症の人や、脊椎の弱くなっている高齢者などもなりやすいとされています。

急性腰痛症は、最初にギクッといった鈍い痛みを腰に伴うのが特徴となります。
動けるほどの痛みではありますが、前屈や後屈の際には激しい痛みを伴ったり、前屈や後屈自体ができなくなったりします。
安静にせず無理に動き続けると悪化して、歩行が困難となったり、日常生活に支障が出るほどの痛みを伴ったりする場合があります。

急性腰痛症による腰痛は個人差もありますが、たいていは2~3日の安静で緩和される場合が多くなっています。
特別な治療を施さなくても、9割近くの人は、2週間程度で自然に痛みが緩和されると言われています。
しかし急性腰痛症は、症状が椎間板ヘルニアとも似ているため、安静にしても症状が緩和されない場合には、病院へ行くことが勧められています。

また腰周囲筋に炎症が存在する場合には、動けないほどの激しい痛みを伴い、1~2ヵ月程度の療養が必要となることもあります。
この場合日常生活を送ることができなくなるため、入院するケースが多くなっています。

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