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腰痛と腎臓の病気

腰痛の原因には、腎臓の病気が関わっている場合もあります。
腎臓に機能低下などといった何らかの異常が発生した場合には、腰に近い位置の背部に痛みが生じやすくなります。
これは腎臓が背中の下部の、腰に近い場所の左右に位置しているからであり、場合によってはただの腰痛と勘違いされることもしばしばあります。

痛み自体も筋肉の疲労やコリなどで起こる腰痛と似ているため、腎臓の病気に気付かずに放置してしまうというケースも多くなっています。
万一マッサージやストレッチなどをしても腰の痛みが改善されず、体にも何らかの不調が感じられるという場合には、腎臓の病気を疑うということが大切となります。

腰の痛みが単なる筋肉疲労やコリによるものなのか、腎臓疾患によるものなのかを見分ける方法としては、体を縦に揺らしてみるとわかりやすくなっています。
肩幅に足を開いた状態で上に軽くジャンプしてみると、腰の奥深い場所に痛みが生じることがあります。
この場合は、腰の痛みの原因に腎臓疾患を疑うことができます。

腰痛を引き起こすおもな腎臓疾患としては、尿路結石や腎盂腎炎があげられます。
尿路結石とは、腎臓内に作られた石のようなものが、膀胱にかけて落ちる際に腹痛や下腹部痛を伴うといった疾患となります。
そして腎盂腎炎とは、腎盂や腎臓そのものに細菌が感染することによって、腎盂が炎症や壊死、変性を起こす疾患となります。

腰痛を改善するためには、まずはこういった腎臓疾患の治療を受けることが必要となります。

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