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泌尿器の疾患と腰痛

腰痛は、泌尿器系の疾患が原因となって起こる場合もあります。
腰痛が起こりやすい泌尿器系疾患の代表的なものとしては、尿管結石や前立腺の疾患などがあげられます。

尿管結石は、小さな石のかたまりのようなものが、尿と一緒に排出される疾患となります。
小さな結石が腎臓から膀胱にかけて降りてくる際に、腰に激しい痛みを伴います。
尿の中に溶け込んでいるカルシウムなどのミネラル物質が、何らかの原因によって、結晶化してしまうことで起こるとされています。

通常大きな結石は腎臓内に留まるため腰に痛みも発生しませんが、小さな結石は尿管を通って下へ降りようとするため、場合によっては腰に激しい痛みを伴うことがあります。
この激しい痛みは、仙痛と呼ばれています。

そして前立腺の疾患では、慢性前立腺炎が代表的となっています。
慢性前立腺炎は、男性特有の前立腺疾患となります。

慢性前立腺炎は、細菌などが尿道を取って前立腺に侵入することで、炎症を引き起こす病気となります。
初期には痛みなどの症状を感じることはほとんどありませんが、慢性化すると徐々に下腹部に不快感を感じ初め、頻尿や腰痛といった症状をもたらします。

また腰痛を伴う前立腺の疾患には、前立腺ガンもあげられます。
前立腺ガンは自覚症状の少ないガンではありますが、脊椎や腰椎に転移しやすく、転移をすると腰の痛みや頻尿、血尿などの症状が現れることとなります。
とくに50歳以上の男性は、1年に1回程度、検診を受けることがすすめられています。

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