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筋肉の痛みをとる

腰痛になってしまったら、痛いです。
「何を当たり前のこと、いってるんだ」と、怒らないでください。
痛いことが、さらなる痛みを引き起こすのです。

ある程度以上の痛みは、恐怖を引き起こします。
椎間板ヘルニアの神経に触るときの痛み。
ぎっくり腰の恐ろしい激痛。
へんな姿勢をとったら、またあの激痛が襲ってくる。
そう思うと動けなくなります。
緊張します。
緊張すると、さらに筋肉がこわばって、腰痛が悪化します。
痛みによる悪循環が生じるのです。
それで、腰痛の痛みを感じたら、まず行なわなくてはならないのが痛みの緩和なのです。

安静

筋肉からの腰痛になったら、安静にするのが何よりの基本です。
筋肉が過緊張している、あるいは損傷している場合、緊張をほぐすにも損傷を治癒するにも、安静にして筋肉を動かさないことです。
そうすれば、筋肉組織は血流から受け取る栄養素を、組織の回復に使うことができます。

安静にいちばんいい姿勢は、横になることです。
じっと座っていても、筋肉に負荷がかかります。
横になることで、筋肉を休められるのです。

温熱

筋肉からの腰痛になったら患部を温めるのも、痛みをとるよい方法です。
患部を温めると血行がよくなり、回復を早めます。
また、筋肉の緊張もほぐれやすくなります。

温める方法として、お風呂、カイロ、温シップ、レーザーなど、いろんな方法があるのです。
ただし、ぎっくり腰のような急性の腰痛は、炎症がおさまるまでは温めてはいけません。

マッサージ

マッサージも、筋肉の痛みをとるよい方法です。
特に、疲労を蓄積していたり、過緊張で筋肉がこわばっている場合、筋肉をほぐし、内部にたまっている老廃物を放出するという効果があります。

整体士や修復士によるマッサージや、ローラーベッドなどによる機械をつかったマッサージがあります。

低周波

四角い電極をからだに貼り付け、弱い電気をピリピリ通して治療するのが、低周波治療です。
人間の筋肉は、脳から発せられる電気信号によって動いています。
その性質を利用して、機械的な電気信号で筋肉をピクピク動かしてしまうのです。

こうすることで、筋肉の血行をよくし、老廃物を放出し、新陳代謝していくことで、腰痛の痛みを緩和していきます。
動かそうと思っていないのに、腕や腰の筋肉が勝手にピクピク動く様子は実におもしろいものです。

筋肉の痛みが取れると、ほんとうにほっとするものです。
そうすると全身の緊張がとけ、血行がよくなってきます。
血行がよくなると、筋肉のこわばりや損傷も回復に向かえるのです。
痛みの悪循環が、逆回転していくのですね。
筋肉の痛みをとることが、腰痛治療の第一歩といえるでしょう。

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