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心からの腰痛

ストレスやうつ病と腰痛の関係。

ストレス

ストレスと緊張は切っても切れない関係にあります。
適度なストレスは生きていく上でとても大切です。
「あ!車が近づいてきた!」
そう思うとストレスが上昇し、からだは緊張し、すばやい行動ができるようになります。
脱力したままでは逃げられませんが、緊張したことでさっと車をよけることができたのです。

ところが、普通以上の過度のストレスが続くと、こんどは病気になりかねません。
毎日、職場で上司の暴言に耐えていれば、緊張の連続です。
緊張すると筋肉が縮み、血行が悪くなります。
自律神経もおかしくなります。
自律神経の悪化も、血行を悪くします。
そういった状態がつづけば、腰の筋肉は疲労をためこみ、腰痛になったとしてもふしぎではありません。

CTやMRIといった画像をとっても腰には異常が見られない。
それなのに腰痛はいっこうによくならない。
そんなケースの場合、ストレスが原因の腰痛なのかもしれません。

うつ病

うつ病では、からだの不調も一緒に現われるのが一般的だといわれています。
たとえば、頭痛、倦怠感、そして腰痛。
その表面的な症状にだまされてしまう危険があります。

過労や重労働から腰痛を感じ始めて医者に通ってもいっこうによくならない患者さんが、しだいに食欲不振や不眠、意欲減退といった抑うつ的な症状がみえはじめ、うつ病と診断されるケースがいくつもみられています。
抑うつ的な症状とともに、頭痛や痛み全般への過敏な反応も見え始めることがあります。

普通、腰痛だから、といえば周囲からも理解してもらいやすいものです。
ところが、うつ病だから、というと避けられたり、重要な仕事を取り上げられたりと理解してもらいにくいのが現実ですね。
そう思うと、精神科に行こう、とはなかなか思いにくいのかもしれません。
そもそも、まず腰の痛さを感じた時に精神科に行ってみよう、とは思わないものです。

ところが、そのような患者さんが抗うつ薬をのんでうつの症状がよくなると、腰痛も同時に消えてしまうのです。

うつ病になると腰痛や頭痛といった症状がでてくるのは、ふしぎですね。
うつ病は脳の神経伝達の不調からくる病気です。
脳内にあるセロトニン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質が少なくなってくると、気分や感情をコントロールしにくくなってきます。
またセロトニン、ノルアドレナリンは、普段から痛みの情報をコントロールしていますが、少なくなってくると痛みを普段以上に感じるようになってしまうのです。

抗うつ薬でセロトニンやノルアドレナリンを増やしていくと脳内バランスがよくなり、気分も腰痛もよくなっていく、というわけです。

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