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骨からの腰痛

骨の病気から腰痛になるケースもあります。

年を取ってから、ふと立ち上がろうとして激痛に見舞われた。
がん治療が終わって何年か経つのだけれど、最近腰が痛くて仕方がない。

こんな場合は、骨の異常が腰痛を引き起こしているのかもしれません。

骨粗しょう症

更年期の女性がよくかかるのが
「骨粗しょう症」
と呼ばれる病気です。

骨はもともとギッチリ詰まっているわけではなく、網の目のように空間があり、軽くできています。
正常な密度であれば必要な強度が保たれるのですが、年齢が進んでくると女性ホルモンの関係で骨がもろくなってきてしまいます。
網の目の空間が空きすぎてスカスカ状態になると、立ち上がる、かがむ、軽いものを持ち上げるといった普通の動作さえ支えきれなくなってしまうのです。
そこで起こるのが、圧迫骨折です。
つまり、背骨がつぶれて、砕けてしまいます。
それが神経を圧迫すると、しびれや痛みが生じてきて、腰痛を引き起こすのです。

骨肉腫

ガンはからだのどこに発症するか、わかりません。
ガンを治療して、切ったり消したりしても、その後別の場所でガンが発症することがあります。
転移です。

骨のガンを
「骨肉腫」
といいます。

背骨に転移して骨肉腫を発症すると、腰痛として現れてくることがあります。
ガン細胞は普通の細胞とちがって、異常に増殖を繰り返し、どんどん大きくなっていきます。
そのため、腫瘍が肥大すると圧迫骨折してしまったり、神経が圧迫されてしびれや痛みが生じてきます。
腰痛の裏には、大きな病気が隠れている場合があるのです。

神経の圧迫

脊椎からの腰痛や、骨からの腰痛では、神経への圧迫が痛みやしびれを引き起こすケースが多くあります。

神経への圧迫があると、血液が流れなくなります。
長時間正座をしていると足が痛くなったりしびれますね。
あれが簡単な神経圧迫といえるでしょう。
神経に血液が流れなくなると神経が信号をだして、それがピリピリしびれを引き起こすのです。
火災報知機が警報を鳴らすのとおなじです。
「血液が来ていません!このままでは組織が死んでしまいます!」
神経が叫びを上げているのです。

この叫びを無視すると、しびれが麻痺に変わってきます。
麻痺すると何も感じません。
切れても、炎症を起こしても、何も感じないのです。
火災報知機の電源を切ってしまったようなものです。
たいへん危険です。
痛み→しびれ→麻痺
この段階を進んでしまう前に、必要な治療を行なっていきましょう。

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